母校だより

「高校時代は人生の土台を作るとき」         24年度の生き方講演会

宇宙飛行士山崎さん、泉丘生に語りかける

母校・泉丘校の平成24年度「生き方講演会」が10月18日、啓泉講堂に宇宙飛行士の山崎直子さん=写真=を講師に迎えて開かれた。山崎さんは「宇宙・人・夢をつなぐ」と題して講演、全校生徒に対して「高校時代は人生の土台を作る大切な時である。いろんな知識を身につけよう」と訴えた。… 

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新任あいさつ

「心身一如」の実践に力注ぐ

金沢泉丘高校長  村澤  勉

 始めに、この度の東日本大震災により、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、負傷された方々や避難生活を余儀なくされた方々に、心からお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。
 さて、この4月から母校で勤務することになり、嬉しく思うと同時にその責任の重さを痛感しております。私は本校23期の卒業生でありますが、奇しくも平成23年度本校23代目の校長ということになりました。今後とも同窓生の皆様方からのご支援をいただきながら、学校運営に取り組みたいと思っております。
 本校は今年、創立118周年を迎えております。同窓会からは、2年後の120周年の記念事業の一環として、部活動遠征用のバス1台を前倒しで既に寄贈していただいております。それぞれの部で有効に活用させていただきたいと思っております。
 今春の卒業生は、大学受験に関しても素晴らしい結果を出してくれました。東京大学13名(現役8名)、京都大学21名(同18名)をはじめ、国公立大学に303名(同241名)が合格しました。受験した中で約7割が前期日程で合格しており、第一志望での合格であると思います。
 本校の教育目標である「心身一如」は、心身は一つであり、その両方とも欠かさず磨いていくということであり、勉学と部活動に日々熱心に頑張っている生徒達を誇りに思います。今年度も昨年度以上の結果を期待しているところであります。
 また、着任早々、嬉しい知らせがありました。本校卒業生の木志秋さん(平成18年度卒)が、東北大学総長賞を受けられたということです。昨年も三浦奈緒美さん(同17年度卒)が受賞されたとのことで、2年連続の受賞になります。
 こうした卒業生の皆さんの活躍を期待するためにも、本校の教育目標の実践に緊張感を持ってしっかりと取り組むことをお伝えし、新任のごあいさつといたします。

退任あいさつ

永久の金沢泉丘高校・一泉同窓会

前金沢泉丘高校長  浅田 秀雄

 陽春の候、一泉同窓会の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
 さて、私の方は3月末をもって定年退職し、現在は県立図書館館長として勤務いたしております。泉丘高校は、わずか2年間の在職でありました。県下のナンバーワンスクールとして、大変その責任も重く、忙しい毎日ではありましたが、すばらしい生徒達や先生方、保護者の皆さん、そして母校に対して限りない愛着を感じ、熱心に応援してくださる一泉同窓会の皆様に囲まれ、本当に幸せな2年間でした。
 地元での同窓会総会、関西、関東、松任、野々市の各一泉同窓会など多くの皆さんともお話しをさせていただき、輝かしい伝統を持つ一泉同窓会の底力に何度感動したことか知れません。もうすでに春の大会が始まっているものと思いますが、野球場での応援、春の遠足、陸上競技大会、高校総体でのハンドボール部の優勝、創立記念祭での野外劇、昨年から始められた台湾への修学旅行など、短い期間ではありましたが、きら星のごとくに楽しい思い出ばかりが蘇ってまいります。私にとっては、単に退職時の学校であるばかりでなく、生涯大きな思い出の詰まった学校として、そして、我が心の母校として存在し続けるものと思います。
 金沢泉丘高校が今後とも「心身一如」を校是とする骨太の伝統校として輝き続けることを祈念いたしますとともに、生徒、職員、保護者、そして同窓会の皆様のご健勝とご活躍を願っております。本当に2年間ありがとうございました。

木志秋さん(泉丘59期)が東北大学総長賞を受賞

 泉丘59期生で今春、東北大学農学部を卒業した木志秋さん=写真=に同大学の「総長賞」が贈られた。
 同賞は東北大学の教育目標にかない、学業成績、研究業績などが特に優秀な学生に贈られるもの。本来は栄えある学位記授与式(卒業式)の席で渡されるが、今年は東日本大震災のため残念ながら中止となった。
 泉丘高校としては昨年度の法学部卒業生・三浦奈緒美さん(泉丘58期)に続く受賞となった。

平成23年 進学入試 結果報告

平成23年度進学者の入試結果をこちら(PDF形式)で閲覧できます。

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