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一中57期の田上さん、野球部に米製ミット贈る

 

一中57期の田上光さん(富山県砺波市)が6月29日、母校・泉丘高校のグラウンドを訪れ、夏の甲子園大会石川県予選を前に猛練習に励む野球部にアメリカ・大リーグで使われるキャッチャーミットをプレゼントしてエールを送った。

田上さんは一中野球部最後の捕手で、後輩たちが出場する試合には必ず応援に駆け付けている。英語が得意で毎年アメリカ旅行を楽しんでおり、今年も5月30日から1週間、サンタモニカやサンディアゴなど西海岸を旅した。その際、ロス・アンゼルスでローリングス社製のキャッチャーミットを買い求めた。同社は創業130年のキャッチャーミット専門店。

部員68人の円陣に囲まれた田上さんは、主将で捕手の金谷勇佑選手にミットを贈り=写真=、「甲子園めざして頑張れ」と励まし、「敗れても次の目標がある。3年生は難関大合格のため勉強に精を出し、2、1年生は足腰を鍛えよ。それが文武両道の一中・泉丘生だ」とカツを入れた。


 

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