台湾・建国中が2度目の泉丘訪問    ・平成26年4月22日

 台湾・台北市の建国高級中学校で日本語を学ぶ生徒80人と陳偉泓(ちん・いこう)校長ら教職員7人が4月22日、泉丘高校を訪れてクラス単位交流や歓迎会で親睦を深めた。
 両校は台湾の水利事業に貢献した八田與一技師が泉丘の前進の金沢一中出身、八田技師の長男が建国中の前進の台北一中出身と云う縁で、泉丘が台湾への修学旅行を開始した47年前から交流を行っており、建国中が泉丘を訪れるのは昨春に続いて2回目。
 建国中の一行がバスで到着すると、泉丘の合唱部がアーチ下で同中の校歌を歌って迎えた。初に校内見学とクラスでの交流会が行われ、折り紙や綾取りなどを楽しんだ=写真上=。続いて啓泉講堂で英語による歓迎会が行われ、泉丘は今秋修学旅行で訪台する2年生が出席した。新屋長二郎校長と陳校長が交流会の実現を喜び合い、金沢の工芸品とガラスの置物を交換した。生徒会長の圓明沢真君の歓迎のあいさつに答え、建国中の生徒たちは泉丘の校歌やマジックを披露した。
 一行は泉丘高の食堂で昼食をとり、アーチ下で記念撮影=写真下=、秋の再会を約して泉丘高を後にした。午後には兼六園や金沢市内を見学、福井や京都、奈良を巡って27日に帰国した。