一泉同窓会

　第96回全国高校野球選手権石川大会に出場する母校・金沢泉丘高校野球部の激励会が７月５日の夕、金沢市総合体育館第１会議室で開かれ、小坂優太主将ら選手20人が「甲子園をめざし頑張ります」と決意を述べた。席上、一中57期の田上光さんから託された練習用のニューボール10個が中山一郎一泉同窓会事務局長（泉丘10期）から小坂主将に贈られた。田上さんは一中野球部最後の捕手で、２年前にもアメリカ大リーグで使用されているキャッチャーミットを後輩たちにプレゼントした。
　激励会は野球部の保護者会が開いたもので、女子マネージャーを含む全部員67人とその家族ら約100人が出席した。保護者会の小坂和彦会長、一泉野球部OB会の中尾治郎副会長（同17期）らが「一泉魂を発揮せよ」と激励、北本正伸監督（同42期）が「初戦は第２シードの小松大谷だが、気力、集中力、チーム力で一泡吹かせたい」と抱負を述べた。
　最後に全員で校歌を斉唱、野球部OB会事務局の林泰三さん（同54期）の一本締めで気合をみなぎらせて閉会した。