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泉丘33期が同窓会で「一泉総会」運営の成功誓う    ・平成26年8月17日

 故きを温ねて新しきを知る―。この故事成語を体感できる金沢市の指定文化財「辻家(つじけ)庭園」に8月17日、泉丘33期の仲間57人が集まった。加賀藩前田家の家老・横山家が大正初期に建てた別邸の庭園は、結婚式場を併設して再生・開業した昨年12月まで100年近くもの間、一般に公開されていなかったという。
 雨風や吹雪が舞い込む泉丘旧校舎の内外で、有り余る若さを爆発させた33期の面々も今や51〜52歳のおじさん、おばさんたち。新設されたチャペルを見学して口にした「うちの娘、息子の結婚式で利用したい」という言葉に、卒業後に重ねた年月の長さがにじみ出る。
 壁面全体がガラスで仕上げられたバンケットホールは、緑にあふれる目の前の庭園と一体化し、開放感からか自然と会話も弾んだ。幹事期として運営を担う今年の一泉同窓会総会・懇親会の開催が2カ月後に迫る中、列席していただいた一泉同窓会の中山一郎事務局長から激励の言葉を頂戴し、33期代表の今井朋人君が「一泉の歴史を未来につなげていくため、必ず成功させます」と力強く宣言。廣瀬智弘君が乾杯の音頭をとった後、恒例となった参加者一人一人の近況報告へと続き、秘話の暴露も交えたスピーチに、会場は笑いに包まれた。
 サッカー部で活躍した長瀬友樹君が閉会を告げるエールを切り、寺田一広君がセットしたカメラで記念の集合写真を撮影=写真=。散会となった後も別れ難く、三々五々に庭園内の大滝を見学するなど名残を惜しみながら、温故知新の会場を後にした。
(村山雅弥・記)
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