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泉丘18期の川合明子さんが書の作品2点を母校に寄贈    ・平成29年5月19日

 玄楽書道会金沢支部長の書家、川合萃蓉(明子・泉丘18期)さんが5月19日、母校を訪れて古希を迎える記念にと作品2点を寄贈した。宮ア栄治校長は書道教室に飾って生徒たちの励みにしたいとお礼を述べた=写真=。
 寄贈作品の一つは墨の濃淡と文字配列も絶妙で「耕不盡(耕せど尽きず)我が心田を深く細やかに耕して心を錬磨しようとする願いでなくてはならない」と書かれている。額込みの大きさは縦93センチ、横47センチ。人生は死ぬまで勉強―と言う意味で生徒たちを諭してくれそう。
 もう1点は室生犀星の句「寒竹の芽の向き初日指しにけり」と平仮名文字の得意な川合さんらしく、優しく書かれている。大きさは額込みで縦65センチ、横55センチ。
 川合さんは今秋、息子さんの住む東京へ引っ越す予定で、母校に自分の作品を受け取ってもらえ金沢での大きな思い出になった―と喜んでいる。
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