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泉丘高校野球部創部110周年記念事業

勉強とスポーツの両立でパネルディスカッション
北村さん(泉丘42期、東大野球部OB)、杉本君(同66期、同野球部)ら出演

 泉丘高校野球部の創部110周年記念事業(一泉野球部OB会主催)は8月26日、東大野球部を迎えて金沢市の金沢東急ホテルで2日間の日程で始まった。初日は「夢をデザインする」と題したパネルディスカッションと両校選手や野球部OB会員らによる交流パーティが行われた。
 パネルディスカッションは金沢ベースボールクラブの能崎晋一理事長(泉丘35期、阪大野球部、金沢医療センター医師)がコーディネーターを務め、パネラーの日本生命保険相互会社の北村英也さん(同42期、東大野球部、元日本生命野球部)、東大野球部助監督の中西正樹さん(大阪・東海大付属仰星高校、東大野球部)、東大野球部レギュラーの杉本幹太さん(同66期、東大農学部3年)、泉丘高校野球部監督の寺口結さん(桜丘高校、筑波大、元国際野球U18日本代表コーチ)の4人から東大合格と野球を続ける夢の実現について聞いた=写真=。

 中西助監督は「子供のころに母から『一度始めたことは最後までやりなさい』と諭された」と野球を続けた原点を紹介、寺口監督は甲子園を目指した高校時代に県予選で負けたことから「指導者になって甲子園を目指す」と高校野球部の監督になったと語った。全員の結論は夢の実現には継続と努力が必要と語り、参加した他校の野球部員や父兄たち約500人も納得の様子だった。

泉丘生と東大生に交流の輪広がる
 引き続いて行われた交流パーティには石川赤門会の関係者らも加わり、約150人が出席した。最初に泉丘高校の吹奏楽部が東大野球部の応援歌と泉丘の校歌を演奏、オープニングに花を添えた=写真=。。

 歓談の途中で東大の中西助監督から選手20とマネージャ2人、学生コーチ1人が紹介され、明日の試合への闘志を見せていた。
 次いであいさつに立った一泉野球部OB会の宮地治会長(泉丘23期)が明治45年の創部以来、今日まで4回甲子園に出場したと栄光の歴史を紹介、5回目の夢実現に向けてしっかりと母校を支援して行くと述べ、清水義博一泉同窓会会長(同22期)の発声でウーロン茶で乾杯した。両校の選手たちは準備されたカレーライスやケーキなどに舌鼓を打ちながら交流の輪を広めた=写真= パネルディスカッションと交流パーティの司会は北陸朝日放送の森重有里彩アナウンサー(同64期)が務めた。
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