アニメの米林宏昌監督(泉丘44期)迎え生き方講演会

平成30年10月24日

泉丘高校の平成30年度「生き方講演会」が10月24日、啓泉講堂にアニメ映画監督の米林宏昌さん(泉丘44期、野々市市出身)を講師に迎えて開かれた。米林さんは全校生徒と父兄ら1300人を前に「人生は失敗の連続だが、失敗を恐れず迷わずに行動することが大切」と訴えた=写真=。

「アニメーション映画を作りながら考えたこと」と題して講演した米林さんは、金沢美大2年の時にバイトでアニメに出会った。止まった絵を描くより、絵を動かす楽しさを知ってスタジオジプリに入社したと経緯を語り、2010年に監督した「借りぐらしのアリエッティ」の絵コンテ、下絵などをスライドで示しながらアニメ制作の工程と醍醐味を説明、常に良い映画を作ろうと志を高く持って取り組んでいるとも語った。

講演後の質問コーナーでは、テレビ金沢の吉道さゆりアナ(泉丘55期)が司会を務め、生徒会副会長の大宮千和さん(2年)、映画研究同好会の上木詩文君(同)、放送部の畑華穂里さん(同)、アニメ漫画同好会の高畠泰貴君(3年)の4人が質問した。