同窓生3人の連係プレーでホームページの応援歌甦る

令和2年5月中に収録

一泉同窓会のホームページ「校歌・応援歌・部歌」の欄に掲載されながら、歌詞のみでメロディーのなかった3曲が一泉同窓生3人の連係プレーで甦り、5月中に収録された。

楽譜

同欄には一中・泉丘の両校歌をはじめ明治26年の母校創立時から歌い継がれた応援歌、部歌など24曲が収録されている。指示された箇所をクリックすると歌が流れる仕組みになっているが、「桜章」と「野球部応援歌」「端艇部部歌」「庭球部部歌」の4曲だけは歌詞のみでメロディーが無く、一泉同窓会事務局では歌える人を探していた。

昨令和元年秋、一中56期で泉丘2期生でもあり母校の教諭を21年間も勤めた普神貴行さんが「桜章」を歌えることが分かり、早速録音した。このテープを高校の音楽教諭だった泉丘21期の大久保譲さんが聞いて譜面を起こして歌詞付をし=写真1=、さらに母校・泉丘の現役音楽教諭の同50期・大橋香織さん=写真2、左から普神さん、大久保さん、大橋さん=が今年に入ってから1・2年生の合唱部員を指導、CDにとった。幸いなことに同窓会事務局が発行する「金沢一中・泉丘高校校歌及び応援歌集」の「野球部応援歌」と「端艇部部歌」の歌詞の末尾に旋律は「桜章」と同じと注釈が付いており、一挙に3曲が解決した。

これで24曲のうち歌声入りが19曲、カラオケが「旌旗は風」「勝閧」「柔道部部歌」「合唱部部歌」で、まったくメロディーが分からないのが「庭球部部歌」のみとなった。同窓会事務局ではこの歌を歌える人かメロディー資料を持っている人を探している。また、合唱部の協力でカラオケのみの曲を順次歌入りにしていく予定である。