ホーム > 活動報告 > 2020年

泉丘44期コンビのエネルギー絵本50冊、野々市市に寄贈

令和2年6月25日

泉丘44期で東北大学大学院農学研究科の多田千佳准教授が文を書き、同期の米林宏昌アニメ映画監督が挿絵を手掛けた絵本「生ごみからエネルギーをつくろう!」=写真上=50冊が令和2年6月25日、野々市市に贈られた。寄贈したのは同市在住の堀敬亮石川電力社長で、受け取った粟貴章市長(同31期)は「市内7小中学校や児童館、放課後児童クラブなどに配布して、子どもたちの環境学習に役立てたい」と話した=写真下=。

絵本

多田准教授の専門はメタン発酵の研究。平成23年3月の東日本大震災を機に、「電気が無くてもご飯が炊ける」とあちこちの出前授業で、生ごみから作るバイオメタンの火について話し、興味と理解を得てきた。同時に絵本化でより多くの子どもたちにも伝えたいと考えていた。多田さんから挿絵の相談を受けた米林さんは二つ返事で引き受け、今年2月に絵本が出来上がった。

ちなみに多田さんと米林さんは泉丘の理数科出身で、3年間同じクラスで学んだ仲。B5版、32頁の絵本にはメグルちゃんと言う米林さんらしい可愛い女の子が登場、バイオガスを活用する様子が分かり易く描かれている。

一方、野々市市在住の堀社長は昨年11月末、東京で開かれた「市ふるさと交流会」に参加して米林さんから絵本出版の話を聞き、ぜひ地元の子どもたちに読んでもらいたいと思い今回の寄贈となった。

ホーム > 活動報告 > 2020年