恒例の金沢一中51期(昭和19年卒)一櫻会の同窓会を5月20日、金沢市大手町の「KKRホテル金沢」1泊で開催した。今年の参加者は関東1人、関西4人、中部1人、地元11人の総勢17人で、全員すこぶる元気だった=写真=。しかし、これまで皆出席の和田静夫君と大森三郎君が体調をくずして欠席され、拝顔できなかたことが気がかりでもあり大変残念だった。
中野利男君の司会でまず137人の物故者に黙祷を捧げ、朴木春夫君の乾杯で懇親に入った。80年有余の人生を完走し仕事のしがらみから解放された面々が、各人各様に恬淡として清々しく落ち着いた雰囲気で楽しそうに談笑されており、「年を重ねてからの同窓会」でなければ味わえない一コマを垣間見たようで、思い新たなものがあった。最後は越村吉郎君の音頭で校歌・応援歌を合唱し、締めは宮野良雄君の一本締めで来年の再会を約し閉会した。後は二次会場へと席を移し、深夜近くまで歓談が続いた。
翌日は朝食後流れ解散となったが、「歴史都市づくり」の一環として復元された金沢城河北門を有志で見学、今に伝わる築城技術の素晴らしさに感銘を受けた。
参加者は次の皆さん。〈関東〉朴木春夫〈関西〉塚本増能、宮野良雄、水落 出、三田村正治〈中部〉越村吉郎〈地元〉石田 豊、小畑四郎、金森 義、竹田徳太郎、西村茂男、寺中吉造、野田邦夫、福田義昭、川原善一、園部哲三、中野利男
(園部哲三・記)