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一中46期が4年ぶりに同窓会   ・平成24年5月10日 

 

金沢一中46期の同窓会が5月10日、金沢市の湯涌温泉「湯の出旅館」で開かれた。わが期の同窓会は米寿の平成20年で一応幕を閉じたのだが、昨年、最年少の級友も90歳の卒寿を迎え、記念の集いをとの声もあって今回の再開同窓会となった。

昭和14年卒業の46期生は183人のうち、第2次世界大戦で24人の戦死者を出すなどまさに激動の昭和を生き抜いてきた。現在29人が生存、うち27人に参加を呼びかけたがこの歳になると流石に体調不良者が多く、当日集ったのは7人だった。集合場所の同市本多町の旧一中校舎跡の県立図書館横には富山の高瀬博君が「残念ながら同行できないけど皆の顔が見たくて会いに来た」と顔を見せ、75年前に戻ったようだと懐かしんでいた。

会では一人ひとりが近況を報告、瀬川成君夫人の踊りも華を添え青春時代に帰ったような雰囲気に包まれた。身体の都合で4人が日帰りし、泊まったのは3人だけだったが、すがすがしい思いのこの集いは級たちの胸に長くとどまることと思う。

出席したのは次の皆さん。片岡茂太郎、金谷与平、瀬川 成、長沢剛正、藤井欣一、宮村利雄、村上淳男。

(片岡茂太郎・記)

 

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