一泉同窓会

　「関東緑窓会」は、泉丘１２期生が平成３年の関東一泉同窓会開催担当幹事として指定され、この同窓会に同期生が実に５０名も集合したことから、現関東一泉同窓会の顧問である村上与恵さんが中心となって結成された同期会で、翌平成４年に関東緑窓会を開催したのがその始まりとされている。その後、毎年６月に開催され、多いときは５０名を超える関東及びその周辺に居住する同期生が集まり、金沢弁丸出しの楽しい会が主に東京都内のホテル等を会場として行われてきた。
　今年は、広村万嘉、板野美津子、東和子、��村紘一の４名の幹事により、６月３日、東京を離れて初めて千葉県での開催となった。千葉とはいってもディズニーランドの最寄駅のＪＲ京葉線・舞浜駅の次、新浦安駅に隣接したオリエンタルホテル東京ベイのレストラン・グランサンクに折からの雨の中、２４名が集まった＝写真＝。昨年は３０名を超える出席があったが、今年は、本拠地金沢で１カ月後に１２期全体の緑窓会があるためか、若干、参加が減ったようである。
　もち論、全員シルバー割引が適用され、いつもよりは安い７千円の会費で、現在、関東地区に住んでいる人だけでなく、金沢に帰った人や関西、東北に引っ越した人も遠路遥々参加し、たっぷりフランス料理のバイキング＆飲み放題を楽しんだ。近く金沢で開かれる緑窓会のＰＲのため、金沢から小間井宏尚代表幹事が急遽参加、最近開通した北陸新幹線による賑わいや同期生の近況をたっぷりと懐かしい金沢弁で報告してもらった。ラストオーダーも終わり、レストランのオープンスペースのような会場のため、始めはやや遠慮がちに最後は堂々と校歌を４番まで歌い切り、３時半頃、来年の幹事を引き受けた瀬下孝之君、加戸純一君、羽野みちさん、大野木敦子さんの４名のあいさつと今年の幹事による関東一本締めで、全員の健康と来年の再会を約し、解散となった。
　朝からの雨も上がり、ディズニーランドのイクスプリスに立ち寄ったり、隣のホテルでのお茶会など、三々五々、一泉同窓会の本部から送って戴いた会報「一泉」の最新版を懐に、全員無事お帰りになったようで何よりだった。