一泉同窓会

　平成２７年度の「一泉行列」が９月１日午前、OB・OGら約70人を含む総勢460人が参加して行われ、沿道の市民・県民に「一中魂を受け継いで文武両道に励む泉丘」をアピールした＝写真１＝。
　午前10時、金沢歌劇座前で行われた出発式で清水義博一泉同窓会会長は「昭和12年、金沢市本多町にあった金沢一中が泉丘高校のある現在地の泉野出町に新築移転した際、一中生たちが自分たちのシンボルの厳霜碑を大八車に積んで堂々と市中を行進して新校舎に向かった。その行列を再現することで一中魂から泉丘魂の継承を目指すものである」と行列の意義を強調した。
　時折小雨がぱらつく中、一行は吹奏楽部の校歌や応援歌の演奏に合わせて母校を目指した。同窓生の中でひときわ目立ったのは泉丘16期の広瀬靖久さん、山本武生さんの応援団コンビ。広瀬団長は羽織、袴に高下駄ばき。山本副団長は北陸新幹線と金沢駅の鼓門をあしらった自作の被り物をつけて片町→有松→母校と約４．５キロを歩いた＝写真２＝。また、秋の一泉同窓会総会・懇親会の実行委員長の至極明子さんら34期の８人もプラカードを持って歩き、10月11日の参加を呼びかけた。約30人のOB・OGが完歩、いい汗を流した。