泉丘、来秋の修学旅行は台湾へ。八田先輩の偉業を見学。

 泉丘高校の平成22年度の修学旅行先が台湾に決まった。金沢一中11期の八田與一技師が現地に建設した烏山頭(うさんとう)ダムを見学、日台の懸け橋となった大先輩の偉業を肌で感じ取ると共に、台湾の文化・風土などについても理解を深めるのが目的。
 台湾を訪れるのは現在の1年生(泉丘64期)360人。来秋10月5日から8日までの3泊4日で関西空港から出発、2日目は台北市から新幹線で台南市へ移動、同市内や烏山頭ダムを見学、八田先輩が10年の歳月を掛けて不毛の嘉南平野15万ヘクタールを肥沃な農地に生まれ変えた様子を学ぶ。3日目は台北市内見学で故宮博物院や市内観光を楽しみ、4日目は台北空港から関西空港へと帰国の途に着く。
同校では訪台中に一流高校との交流や要人との会見も計画しており、今後準備を進めると共に授業や講演会などで事前学習を行うことにしている。