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関東で第2回の先輩・後輩交流講演会      ・平成29年11月25日 

 関東一泉同窓会の「縦糸企画(先輩と後輩の絆を深める企画)第2回交流会」が29年11月25日午後、東京・TKP市ヶ谷カンファレンスセンターで開かれた。今回の講師は一中50期の堀吉彦先輩で、テーマは「一中の思い出、海軍兵学校、流通業界、そして人生の教訓について」。司会は山本慎一郎副会長(泉丘30期)が担当した=写真=。
 堀先輩は大正15年生まれの91歳。年齢を感じさせない力強い話し方、興味深い内容に約40人の参加者は惜しみない拍手を送った。講演要旨は次の通り。
  • 一中50期の級友は200人で、海軍式に成績順に机を並べた伝統校だった。5年の時は蹴球部に所属した。
  • 海軍兵学校では、時の校長から海軍の伝統精神を学んだ。
  • 終戦後は独立して流通業界に入り西武百貨店の堤清二社長やダイエーの中内功社長との交流を深めた。
  • 伊藤忠商事副社長で元大本営作戦参謀の瀬島龍三氏(山崎豊子の不毛地帯のモデル)とも縁があった。
  • 今夏に亡くなった聖路加国際病院の日野原重明名誉院長とも交流し、同氏提唱の「新老人の会」にも参加していた。
  • 流通業界では、消費者のために努力することも大切と感じた。
  • して良い事と悪い事の区別をつけ、仕事は「正しい」と言う信念に基ついて行うべき。
 なお、講演会終了後に懇親会が行われ、出席先輩、後輩の交流の絆がさらに深まった。
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