大方が大正14年の丑年生まれで、7周目の年男(84歳)を迎えた一中50期の同窓会が4月15日、金沢ニューグランドホテルで開かれた。出席した17人は互いの長生きを祝い、8周目の年男になるまで同窓会を続けようと誓い合った。
初めに会長の西坂弥三郎が「昭和13年、憧れの金沢一中に入学した210人の仲間も今や91人にまで減った。しかし、関東や関西からの7人をはじめ今回17人も参加でき、うれしい限りである。ナンバーワンを目指すのが一中精神であり、健康に留意してもう1周先の丑年同窓会まで頑張ろう」とあいさつ、関西代表の宮村孝夫君の乾杯の音頭で酒宴に入った。いつものように宴たけなわのところで大森三郎君のハーモニカ演奏が始まり、校歌、応援歌、ポンプこと山本恊一先生に習った懐かしい歌を次々と合唱して、予定の2時間を大幅に超えた。
宴会場は和室で、低めのテーブルとイスが準備され、料理も金沢の旬の味を満載した年寄り向け懐石。これなら足、腰だけでなく胃にも負担がかからないと大好評。来年もこのホテルで会おうと決め、記念写真=写真=を撮ってお開きとなった。
出席者は次の皆さん。浅井敏郎、大森三郎、改田直己、北 治夫、小堀外茂次、米谷半平、佐藤正千代、橘 喬、中村成寿、西坂弥三郎、野村庄一、宮村孝夫、宗森弘雄、堀 吉彦、安田俊男、山形周一郎、山本一夫
(西坂弥三郎・記)