平成21年8月15日、6年ぶりに懐かしい顔が金沢都ホテルに参集した。泉丘25期「四つ葉会」の同窓会でお盆の最中にもかかわらず、同窓生132人、恩師11人が出席。級友の都賀沼厚子さん、市村幸子さんご夫妻による箏と尺八演奏で始まった。司会は小林正登さんと上田明美さん。
まず、中野素さんによる物故者黙祷、山本利郎実行委員長のあいさつ、恩師代表として最高齢の氷田清風先生のスピーチ、泉丘教頭の菱田浩章さんによる母校の現況報告、そして恒例の鏡割りへと進む。転勤のため幻の副実行委員長となった泉屋繁さんの乾杯を機に、会場は37年前へタイムスリップ。あちこちに話の輪ができた。氷田先生が色紙をご持参され、その抽選会というサプライズも。
そして今回の目玉は高校時代のスライド上映である。制作は中嶋秀夫さん。多田拓也さんが名調子でナレーションを担当した。修学旅行や仮装大会の写真を中心に、若い若い自分たちの姿が映し出されると、「オレや!」「昔は可愛かったなあ」などの歓声があがり、一気に盛り上がる。さらに2年のクラスに席替えとなり、宴は続く。最後は島村俊子さんのピアノ伴奏と応援団長・島野幸一さん指揮による校歌斉唱。柳幸枝副実行委員長の閉会あいさつのあと、岡田宜之さんの終身事務局長就任が了承され、閉会となった。次は還暦の年の開催を約して。
(松村信子・記)