金沢一中と泉丘高校の水泳部OB・OGでつくる「泉泳会」は8月15日、創部80年記念プールサイド同窓会を母校のプールで開いた。20代から90代までの約30人が水しぶきを上げ、大正4年の創部以来の栄光の歴史をしのぶと共に変わらぬ友情を確かめ合った。 同窓会には90歳の林繁夫さん(一中44期)を始め向川勇会長(一高)、昭和35年のローマ五輪200b平泳ぎの銀メタリスト・大崎剛彦さん(泉丘9期)、夫人で同五輪自由形出場の喜子さん(奈良県出身)、中央大学教授で元同大水泳部監督の吉村豊さん(同17期)、現役国体選手の浜上洋平さん(筑波大講師、同55期)と小崎順平さん(同大大学院、同56期)ら多彩な顔ぶれが揃った。次々とプールに飛び込むトップスイ―マーの模範の泳ぎに大きな拍手が湧き、泉泳会が中心となって結成した古式泳法の会「日泳会」も立ち泳ぎしながら筆で文字を書く「水書」=写真=などを披露した。 また、同日夜には金沢駅前のガーデンホテル金沢で総会・懇親会が行われ、浅田秀雄校長も駆けつけて創部80年を祝った。