一泉同窓会

　昭和４５年（１９７０年）大阪万博の年に卒業した私たち２２期も還暦を迎える年となり、新たな出発を祝して９月３日（土）還暦同窓会を湯涌温泉「かなや」で開催させて頂きました。この日は、母校金沢泉丘高等学校の第６３回創立記念祭最終日「野外劇」が行われる日であり、野外劇を見学し後輩の皆さんから元気を頂いた後、湯涌温泉「かなや」に集合する企画でした。ただ、残念なことに大型の台風１２号の影響から野外劇は順延となり、母校の雰囲気を少々、校舎の外から垣間見るに留まってしまいました。それでも、８月３１日の一泉行列、母校校門前のディスプレー、野外劇PRポスターから一泉魂ここにありを感じさせて頂きました。
当日は、恩師楠禎一郎先生（数学）、普神貴行先生（国語）のご出席を頂き、２２期男性７４名、女性１９名、合計９５名の出席を頂きました。台風の影響から当日３名が出席出来なくなりましたが、仕事を終えて駆けつけた仲間も含め出席者全員が滑り込みで揃い、集合写真の撮影＝写真＝からスタートすることができました。
　懇親会は、同期永瀬喜子さんの司会で２２期代表幹事諸野普君から出席者の皆さんへのお礼の言葉の後、普神先生のご挨拶、楠先生の乾杯のご発声で開宴となりました。途中のアトラクションでは、還暦に合わせて赤のドレスに身を包んだ永瀬さんのフラメンコ・ダンスも飛び出し、和やかな中で多くを語り、飲み、歌い、忘れがたい楽しいひと時となりました。宴席は、元応援団副団長嶋範也君のリードで校歌を斉唱し、一泉同窓会林隆信副会長の中締めで一次会を終了致しました。
　別会場での二次会では、同期の歌手金沢勇こと西田啓一君のワンマンショーで盛り上がり、語らいの場は、夜中３時頃まで続いたと聞いています。
　翌４日は、台風１２号の影響を気にしつつ金沢ゴルフクラブでのコンペ開催となりましたが、金沢には大きな被害を及ぼすことが無い幸運に恵まれ雨の無い中でプレーすることが出来ました（少し降られましたが）。ゴルフの優勝者は、この日が誕生日で６０歳を迎えたゴルフ巧者佐伯善機君がベスト・グロスで優勝し、アメリカで富士通子会社の副社長を務める市川俊介君も巧みなプレーを披露し、アリゾナの砂漠での精進の成果を見せ付けました。
　二日間の楽しいひと時を終え、全員、金沢泉丘高等学校で学べたこと、そして２２期の皆さんに出会えたことに感謝し、再会を誓ってそれぞれの家路へと散って行きました。また、会いましょう。

（報告者：清水義博）