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椿と地元野々市への思いを胸に、野々市一泉同窓会開く    ・平成29年6月10日

 平成29年の野々市一泉同窓会が6月10日、同市の情報交流館カメリア2階のホールで開かれた。2年の一度の開催で総勢60人が出席した。
 総会に先立ち、高見重任氏((一社)日本ツバキ協会野々市支部事務局長)が、「全国椿サミット野々市大会を終えて…これまでと今後」と題して、今年3月18日に開催された全国椿サミットが野々市で開催されるに至った経緯や椿への思い、今後の夢について講演した。
 総会では、司会進行を高橋賢一事務局長(泉丘27期)が行い、田多野和彦会長(同15期)が「野々市の住みよさは、地域の安心・安全や便利さに加え、文化の豊かさによるものが大きいと考えている。市民が文化を享受し高めあう土壌が素晴らしい。会員の方々には学習の機会を持ち、野々市一泉会の役割を担っていただきたい」とあいさつ。母校の宮ア栄治校長と清水義博一泉同窓会会長(同22期)が祝辞と母校の近況を述べた。
 泉丘の校歌斉唱の後、野々市市役所の若手職員中村洋一さん(同56期)の乾杯の音頭で懇親会が始まった。地域を同じくする先輩と後輩、親友同士の久しぶりの顔合わせに話が弾み、あっという間に1時間半が過ぎ、中村伸一郎副会長(同4期)の万歳三唱=写真=で名残を惜しみながら散会した。
 また、野々市出身で泉丘44期の米林宏昌監督のアニメーション映画「メアリと魔女の花」の公開が7月8日に迫っており、監督の私設応援団「まろ応援隊」の声掛けで応援メッセージを寄せた。
(河上純子=泉丘43期・記)
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