SS・SGコースの3年生が課題研究成果の発表会

令和3年7月15日

母校・泉丘高校の令和3年度課題研究成果発表会が7月15日午後、校内4教室に分かれて行われた。

理数科3年生のSS(スーパーサイエンス)コース39人と普通科3年生のSG(スーパーグローバル)コース40人が、1年間にわたって進めてきた研究内容をオンラインで大学教授や留学生に発表、質疑応答してその内容を掘り下げると同時に、すべて英語で実施することで生徒の英語運用能力の向上を図る。さらにはその成果を広く校内外に発信することで母校の科学人材・グローバル人材育成の様子を知らしめるのを目的にしている。

理数科は通信第3・第4教室、普通科はiStudio(旧理科実験室)と地学講義室を利用、1教室で4グループが20分間ずつオンラインで発表した。質疑に応じてくれたのは北陸先端科学技術大学院大学の教授・留学生ら8人と東京外国語大学の留学生3人、金沢大学の留学生5人の合計16人。会場には2コースの2年生も別れて参加、発表内容や質疑に耳を傾けた=写真=。発表の様子は泉丘高校ホームページのSSH推進室とSGH推進室で7月23日から8月6日まで視聴できる(高校のホームページと一泉同窓会のホームページはリンクしている)。

各グループの研究発表テーマは次の通り。

◆SSコース
@黒板とチョークの不快音の解析
Aリモネンによるポリスチレン溶解の効率化
B色素増感太陽電池の最適条件
Cコナヒョウヒダニの化学走性
D衛星コンテスト~Gene Bank in space~
E避難所における効果的な防音壁の研究
Fシミュレーションを用いたコロナウイルス感染の分析
G津波の性質を利用した津波被害軽減の方法の模索

◆SGコース
@景観に合った太陽光パネルを作ろう
A在日外国人生徒への学校生活支援
B災害時の水不足と備蓄
CFairy Tale de Fair Trade
Dハザード・シミュレーションすごろく
E竹製品の製作を通した竹材需要増加の試み
F発展途上国における食品ロス
GSDGs×Teens
(中山一郎=泉丘10期・記)